ブログを始めて100記事目指してるけど、このままでいいの?
実際稼げるようになるの?
ブログを始めて間もない頃は、「とりあえず100記事書け」みたいな情報を目にすると思います。
僕自身、当ブログとは別のブログで100記事を達成していますので、その経験談も交えつつ、ブログ100記事について解説していきます。
この記事の内容
- 100記事ブログのPVと収益
- どれぐらい書けば稼げるようになるのか
- なぜ100記事が取り沙汰されるのか
100記事で稼げるのか(結論→稼げません)
いきなり夢の無い話ですが、ブログ初心者が100記事書いたところで、ブログだけで月に何十マン円と稼げるようになるのは非常に難しいです。
よくSNSなどで「ブログ100記事で100万円」みたいな情報を見かけますが、何本目のブログなのかもわかりませんし、他の収入源と合算している可能性もあります(合算で100万円なら別にいいと思う人も多いかもですが)。
あるいはレアケースとして、その人がめちゃくちゃ優秀な場合もありますね。
まあ大抵の人は無理です(僕含め)。
とはいえ、やっていれば稼げるようになる可能性があるというのも事実です。
100記事の実績
実際に僕が「はてなブログ」で運営しているブログの実績をいくつか公開します。
まずは全体象として、記事数とPV(閲覧数)と収益額を載せたグラフを紹介します。
100記事を達成した月のPVが7,000ちょっとでした。
記事を公開してGoogleに認識され、公開した記事が検索でもヒットするようになるまで、数日から数週間ほど遅れることがあるので、実質は翌月のPVが100記事でのPVと捉えられます。
なので、実質的なPVは10,000ちょっとですね。
そしてこの時のAdSense収益(広告収益)は、1,500円ほどです。
正直あまり稼げているとは言えないレベルですよね…。
とはいえ、AdSense収益額はPVに比例するので、PVが10倍になれば収益も10,000円超えてきます。
まあそれが難しいんですがね(笑)。
PVの推移
上で紹介したグラフは手作成のため、本当にそのPVなのかという証拠にはならないので、Google Analytics の画面キャプチャを貼っておきます。
このブログの集客は検索からの流入をコアとしているため、初動はPVがほぼゼロで、徐々に増加しています。
伸びとしては、記事数に対してコンスタントに比例するというよりも、どちらかと言うと指数関数的に増加しているのがわかると思います。
集客方法がSNSのブログだった場合は、このような伸び方はせず、初動からある程度PVがある形で、あとはフォロワーの数に比例してPVも伸びていく形となるでしょう。
AdSense収益の推移
アドセンスも同様に、手作成のグラフでは証拠になり得ないので、Google AdSense の画面キャプチャを貼っておきます。
グラフのカーブとしては、少し上下の幅はありつつも、PVの伸びと似たような動きになっています。
なお、広告の貼り方の設定は「自動」にしています。
カスタマイズでクリック率の高い場所に自分で広告を貼り付ければ、これよりも高いパフォーマンスが期待できますが、記事1つ1つに設定するのが面倒なので Google さんにお任せしてます。
なぜ100記事書けと言われるのか
100記事というのは、響きもいいですし数字としても切りがよくわかりやすいですよね。
かくいう僕自身も、友人などの親しい人がブログを始めようとしていたら、とりあえず100記事を目指すようにアドバイスします。
その理由を説明していきます。
文章力が身に付く
まずは量をこなすことで、文章力が身に付くことです。
現代人はよほどアウトプットを意識して生きていない限り、以下のような傾向があります。
- インプット過多な人生
- アウトプットは全然してこなかった
学校での授業、会社やアルバイト先での研修や先輩からの教え、ニュース、ググって知った情報など、思い返すと自分の人生がいかにインプットで溢れかえっているかがわかります。
反対にアウトプットはどれだけしてきたか。テストや仕事など、社会や誰かに強いられてアプトプットしてきたものばかりだと思います。
それらを否定する気はありませんが、自発的に行っていない分、学びの内容は薄まります。
実際にブログなどで文章を書いてみるとわかりますが、ターゲットの決定から、文章構成、デザインなど、考える変数が多いんです。
(マーケティングも関わってくるからですが)
そして、いかに読みやすい文章を書くかに焦点をあてて努力するのは避けて通れず、結果として文章力が身に付くのです。
傾向がわかる
ブログで何記事も投稿していると、よく読まれる記事(=PVを集める記事)とそうでない記事が出てきます。
こういった記事の違い等を分析し、自分のブログで読まれやすい記事構成や必要とされている情報(ニーズ)の把握などが可能になります。
どの記事が読まれやすいとか、その傾向がわかるようになるには、ある程度の記事数とPV数が必要です。
その意味でも数十記事は書いてみないと、傾向もクソもありません。
忍耐力が必要というメッセージ
ブログの成果は数日から1週間で出るような甘い世界ではありません。
1つの記事を公開しても、Google検索でヒットするようになるまで数日以上かかりますし、検索上での順位は時間をかけて上がっていきます。
なので例えば10記事書いたとしても、その成果としてPVや収益に現れるのが1カ月後になることもザラにあります。
文章力の高くないブログ初心者が、数十記事である一定の成果を出すことは一般的に困難なため、やはり100記事ほど書かないと成果も感触も掴みづらいでしょう。
どれぐらい書けばブログで稼げるのか
結論から言うとわかりません!(笑)
真面目な話、ブログのジャンルにも依存するので一概に言えない、というのが正直なところです。
ジャンルも様々ですが、ブログ運営として大きくは2つの方向性があります。
それが、「雑記型」と「特化型」です。
- 雑記型:幅広いジャンルでネタに困りにくいが、収益低め
- 特化型:ネタには苦労するが、収益上がりやすい
得意があるなら特化型
稼ぎやすいのは特化型なので、何か自分に強みがある人は、書くジャンルを絞って特化型のブログを運営する方法がおすすめです。
よく、自分の強みなんか無い、みたいに考えている人がいますが、自分のやっている仕事のことや、周りの人より得意なことなど探せば何かしらあるので安心してください。
1人で考えてもわからなければ周りの人に聞いてみましょう。
ジャンルを絞り過ぎると書きづらいかもしれませんが、関連事項であればニーズから大きく外れないので、ネタ切れ時には関連事項と混ぜて書いてみるのもおすすめです。
とりあえず雑記でもOK
最初にジャンルを絞るのが難しいと考える人は多いと思います。
何か「コレ」と思う自分のベストな答えを探してしまうんですよね。わかります。
これをやっていると、いつまでも書けなくなってしまうため、とりあえず書ける題材から書いてしまうのがおすすめです。
途中でジャンルを変更するといけないんじゃないか、と不安になるかもしれませんが、最初のうちは気にしなくて大丈夫です。
最初のうちはPVが少ないので、途中で方針変更してもPVなどに大きな影響はありませんし、ファンも少ない状態のうちに色々と試せるメリットがあります。
かく言う僕も、月に3,000PVぐらいの頃にブログ名を2回ほど変更しましたが、PVは特に減りませんでした。
(要はブログ名で検索されてないということで、悲しくもありますが。。)
収益源について
ブログ初心者が最初に導入する収益源として、アドセンスとアフィリエイトがあることはご存知の方も多いと思います。
上で紹介したブログの実績では、アフィリエイトの額を載せていませんでしたが、amazonの商品リンクを載せていて、実績としてはアドセンスと同程度の収益額があります。
amazonだけでなく、楽天やYahooの商品リンクも簡単に載せることができるので、アフィリエイトにも登録してリンクを貼ってみるのがおすすめです。
有名なアフィリエイトプロバイダー(ASP)は下の2つです。
これらはブロガーなら大体は登録しているので、もう登録必須レベルですね。案件も多く、自分のジャンルに合うものがある確率が高いので、おすすめです。
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